『親愛なる僕へ殺意を込めて』は、『週刊ヤングマガジン(講談社)』にて、2018年から2020年まで連載され、その後、ウェブコミック配信サイト『コミックDAYS』に連載されていた原作・井龍一先生、作画・伊藤翔太先生によるサスペンスマンガです。
連続殺人犯の父を持つ大学生のエイジは、知らない間に殺人事件に関係していることからストーリーが展開していきます。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』の打ち切りの噂については、こちらの記事を参考にしてください。
桃井薫はドラマでは桜井ユキさんが演じているキャラクターです。
LL事件の捜査にも関わっており、エイジ(B一)の味方になってくれると思いきや、予想外の展開が待ち受けていました。
この記事では『親愛なる僕へ殺意を込めて』の登場人物・桃井薫について詳しく解説していきます。
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『親愛なる僕へ殺意を込めて』桃井薫とは
桃井薫は刑事の女性で、階級は警部です。
畑中葉子の殺人事件を調査している際、彼女の遺体が15年前のLL事件の手口と同じだと気づき、調査を始めます。
畑中葉子と交際していた浦島エイジを第一容疑者と考え、聞き込み調査の名目で接触しています。
ただ、エイジが殺人事件の犯人だとは断定できずにいます。
桃井と猿渡の関係
桃井は猿渡を呼び出し、B一と対面します。
B一はこれまでの調べにより、猿渡に向かって「お前が八野衣真を殺した犯人だな」といいます。
そこからその根拠について話し出すのですが、猿渡はただの憶測ではないと取り合ってくれません。
それどころからB一に対して拳銃を向けてきます。
それに対して桃井が拳銃を抜いたことで、猿渡は拳銃を置きます。それをB一が拾い、猿渡を追い詰めようとしますが、桃井によって撃たれてしまいます。
実は桃井と猿渡はグルなのでした。
LL事件の真相
実は桃井は同性愛者で、売春していた証拠になる顧客リストを隠蔽する必要がありました。
桃井がそれをネタに脅されていることを知った猿渡は、独断で八野衣真のもとに行き、彼を殺します。猿渡は桃井の人生を守るために事件を隠蔽しようとします。
さらには桃井が顧客リストを持ち逃げした花咲を殺してしまいます。
こうした背景があり、二人は手を組むことになりました。
猿渡に向かって殺されてしまった八野衣でしたが、彼はまったくの濡れ衣で最後の最後まで息子のエイジのことを思っていました。
事件は終幕へ
真相を語った桃井に対して、意識を取り戻したB一が彼女ののど元にナイフを突きつけます。
自分の父親を殺した犯人のことを知り、B一は殺気立っていました。そこで拳銃を向けようとしますが、セーフティーロックがかかっており、形勢逆転されてしまいます。
B一を取り押さえていた桃井が、彼の耳元で何かをささやくと、それから腕の力を緩めます。その隙にB一は落ちていたナイフを拾い、彼女の腹に突き刺します。
ナイフを刺された彼女は自ら死を選び、山道に落ちていきます。
その光景を見てショックを受けた猿渡も拳銃で自殺してしまいました。
こうしてB一は父親殺しの復讐を遂げます。
最後に桃井はなんとささやいた?
桃井が最後にB一の耳元でささやいた言葉は、ドラマでは音が消されていたため、何といったかは定かではありません。
恐らく事件の真犯人についてB一に知らせたのでしょう。
桃井はLL事件の真犯人が誰なのか把握していた可能性が高いです。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』桃井についてのまとめ
刑事である桃井が、エイジの父親殺しに関与していることが判明しました。
またエイジの父親である八野衣真を殺したのが猿渡だということもわかっています。
八野衣真がLLだと思われていましたが、実際は違っていたことが明らかになりました。
では実際に事件を起こしている真犯人は誰なのでしょうか。
真犯人についての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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