『アオアシ』は『ビッグコミックスピリッツ』（小学館）で2015年から連載されている小林有吾先生のサッカーマンガです。
荒削りながらもサッカーの才能を持つ青井葦人が「試合全体を俯瞰するように把握する」という特殊な能力を発揮して成長していくさまを描いた作品です。必殺技などに頼らない現実的な描写が特徴です。
打ち切りについての噂については、こちらの記事を参考にしてください。
この記事では、アオアシがつまらない・面白くないといわれる理由について考察しています。
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『アオアシ』がつまらないといわれる理由
『アオアシ』がつまらない・面白くないと言われる理由として、主に以下の3つが取り上げられることが多いです。
- 主人公がうざい
- 恋愛要素がいらない
- 主人公が目立たなくなる
つまらない理由①主人公がうざい
主人公の葦人は、サッカーが大好きですが、性格やプレイスタイルに難があります。自己中心的なプレイだったり、チームプレイを軽んじたりと、自分勝手な行動をとることがよくあります。
こういった言動が「うざい」と感じられるようです。
ただし、ストーリーと一緒に葦人も成長していくため、物語が進むにつれて葦人のことがうざいと感じることはなくなってきます。
序盤は主人公がうざいと感じるかもしれませんが、読んでいくうちにきっと印象が変わるはずです。
つまらない理由②恋愛要素
『アオアシ』はサッカーがメインのマンガではありますが、恋愛要素も描かれています。
主人公の葦人と監督の義妹である花の恋愛模様が描かれており、花が葦人のことをだんだん好きになっていきます。
花はかわいらしくて人気のあるキャラクターですが、一部のスポーツ作品好きからは「恋愛要素はいらない」という感想があげられていました。
また、花自身もサッカーのプロを目指す上で、恋愛感情は必要ないと認識しています。
ただ、青春要素が多いマンガなので、恋愛があったほうがよりリアルに描けるのではという考えもあるようです。
サッカー好きな人は、とにかくサッカーについて読みたいと考えることがあるようですね。
つまらない理由③主人公が目立たなくなる
『アオアシ』は主人公である葦人を取り巻く人たちにスポットライトが当てられるため、別のキャラがメインになることで、主人公があまり目だ立たなくなってくることもあります。
そのため、主人公の成長を楽しみに読んでいる人にとっては、早く葦人について読み進めたいという気持ちが勝ってしまいます。主人公があまり登場しなくなる中盤くらいで「アオアシがつまらなくなった」と感じる人もいるようです。
『アオアシ』はサッカーを知らなくても面白い？
『アオアシ』はサッカーをテーマにしたマンガですが、サッカーについて詳しくない人でも楽しめるのでしょうか。
サッカーを知らなくても楽しめる
主人公の葦人は、あまりサッカーの知識がありません。
もちろん基本的なルールなどは知っていますが、ユース入団時は戦略などの詳しい知識は持っていないため、サッカーを知らなくてもだんだんと詳しくなっていくようになります。
徐々にサッカーの知識が身につくため、読んでいておいてけぼりを食うようなことはありません。
初歩的な戦術からだんだんわかっていくため、サッカーを知らないほうがむしろ楽しめるくらいです。
すでにサッカーについて詳しい人でも、新しい知識や戦術についての話題が出てくるため、一層楽しめるはずです。
リアリティ重視で必殺技はなし
『アオアシ』ではリアリティを重視しているため、少年マンガでよくあるような必殺シュートや必殺技などは登場しません。
現実のサッカーに近い内容になっています。
そのため、『アオアシ』を読んで身についた知識は、実際のサッカーの試合を観ていても役立つはずです。テレビなどでサッカーを観ていて「あー、これがアオアシでやってたやつか」と気づくこともあり、サッカー自体に興味をもつ可能性も高いです。
まとめ
『アオアシ』がつまらない・面白くないといわれるには、以下のような理由がありました。
- 主人公がうざい
- 恋愛要素が邪魔
- 主人公の登場シーンが減る
ただ、主人公の葦人は最初こそ、うざい印象がありますが成長するにつれてどんどん落ち着きを身につけていきます。そういった主人公の成長過程が描かれているところも『アオアシ』の魅力かもしれません。
サッカーを知らない人でも楽しめるため、マンガ好きの人は、ぜひチェックしてみてください。
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