『【推しの子】』は、『週刊ヤングジャンプ』（集英社）で2020年から連載している原作・赤坂アカ先生、作画・横槍メンゴ先生によるマンガです。ウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ＋』（集英社）でも連載されています。
主人公の青年が、前世の記憶を持ったまま、推していたアイドルの子供に生まれ変わる「転生もの」のマンガです。
登場人物の有馬かな（ありまかな）は、ヒロインのひとりで読者からの人気も高いです。また、彼女は「重曹ちゃん」と呼ばれることもあります。
では、どうして有馬かなは「重曹ちゃん」と呼ばれるようになったのでしょうか。その由来について解説していきます。
『【推しの子】』打ち切りの噂についてはこちらの記事をご覧ください。
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『推しの子』有馬かな（ありまなか）のプロフィール
| 年齢 | 17歳（高校2年生） |
| 学校 | 陽東高校 |
| 職業 | アイドル |
| 所属 | 苺プロ |
| 嫌いなもの | ピーマン |
元天才子役
有馬かなは元天才子役で、劇中でも演技力が高いキャラクターとして描かれています。中でも泣きの演技がすごいことから「10秒で泣ける天才子役」と呼ばれていました。
周りからチヤホヤされて、すっかり天狗になったいた有馬かなでしたが、同じ子役だったアクアと映画で共演したことで、人生初の挫折を経験します。演出の意図を読み取るアクアの演技に対して、有馬かなは敗北感を抱きます。
子役からアイドルへ
子役としてピークが過ぎ、だんだんと仕事がなくなっていた有馬かなは所属事務所との契約も解除してフリーになりました。そんな彼女を見つけたアクアは「新生B小町」のメンバーにスカウトします。
アイドルになってしまうと役者としてやっていけなくなってしまうのではと不安を感じた有馬かなでしたが、アクアのごり押しに根負けして苺プロと契約してアイドルへと転身します。
アイドルとして才能も十二分に発揮し、新生B小町のセンターとして活躍するようになります。
有馬かなが「重曹ちゃん」と呼ばれる由来
作中では「有馬」「かなちゃん」などと名前で呼ばれていますが、推しの子のファンからは「重曹ちゃん」と呼ばれることがあります。
その理由は、ルビーが有馬かなのキャッチフレーズである「10秒で泣ける天才子役」を「重曹を舐める天才子役」と言い間違えるシーンがきっかけです。
当初はあくまでもファンの間だけで使われる非公式の愛称でしたが、現在では公式でも使われるようになっています。
アニメ第2話の放送後に『推しの子』TVアニメの公式Twitterアカウントに投稿された「重曹を舐める天才子役」のツイートはすでに4万回以上リツイートされています。
重曹ちゃんのコラボ商品も発売
2023年4月1日にエイプリルフールのネタとして、有馬かんが重曹のイメージガールに決定したという記事が公開されました。
最初はあくまでもネタだったのですが、カネヨ石鹸が発売している「重曹ちゃん」という商品とのコラボで、有馬かなのイラストが使用されたコラボパッケージが発売されることになりました。
『推しの子』有馬かなの魅力
有馬かなは読者からの人気も高いです。
見た目はもちろんのこと、性格も高いと評判になっています。
魅力の理由①負けず嫌いで努力家
子役の頃は天狗になっていた時期もあった有馬かなですが、アクアに敗北してからはずっと稽古を続けていました。子役時代の経験から成功はいつまでも続かないことと一度落ちてしまうと簡単には這い上がれないことを学んでいたかなは、どんな仕事にも真摯に向き合い、努力を惜しみませんでした。
その結果、自分の才能を活かしつつも、周囲と調和がとれるようになり、周りからの信頼もあるプロフェッショナルへと成長します。
魅力の理由②自分に素直になれない
有馬かなはあまのじゃくな性格で、本心とは正反対のことを口に出してしまうことがあります。
自分でも悪い癖だと自覚しているのですが、なかなか直せずにいます。
ただし、言葉とは裏腹に表情には本音が出ているため、実際にどう感じているのかはわかりやすい性格となっています。
そういった不器用なところが人間らしくてかわいらしいと支持されています。
まとめ
『推しの子』の人気キャラクターである「有馬かな」について紹介しました。
天才子役として大人気となった彼女ですが、芸能界の光と闇についても理解していたため、再び輝けるように努力を続けていました。
その結果、アイドルグループの新生B小町のセンターとしても活躍できるようになります。
そんな有馬かなのかわいらしい姿を見たい方は、ぜひ原作をチェックしてみてください。
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