『さんかれあ』は、『別冊少年マガジン』(講談社)の2010年から2014年まで連載されていたはっとりみつる先生のマンガです。単行本は全11巻で完結しています。
ゾンビになる薬を作った降谷千紘とゾンビになってしまった散華礼弥の共同生活を描いたラブコメディです。
2012年にはテレビアニメ化されています。
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『さんかれあ』のあらすじ
[rakuten id=”rakutenkobo-ebooks:11669957″ kw=”さんかれあ(1)”]ゾンビが好きな少年・降谷千紘は、事故で死んでしまった飼い猫を生き返らせようと試みていました。そんなときに、女子校に通うお嬢様の散華礼弥に出会い、彼女と一緒に薬を完成させます。
礼弥は父親からの異常な愛情と束縛に悩んでおり、それから逃れるために薬を飲んで自殺しようとしますが、失敗してしまいます。その後、礼弥は崖から落ちて死亡するのですが、そのままゾンビとして蘇ります。
ゾンビになってしまった責任を取らせるために礼弥は千紘の家に居候することになります。そうして千紘にとっては夢にまで見た憧れのゾンビとの共同生活が始まるのでした。
【完結済み】『さんかれあ』の登場人物・キャラクター
降谷千紘(ふるやちひろ)
県立の男子校に通う1年生。実家はお寺。熱心なゾンビマニアで、ゾンビの彼女と付き合うのが夢。飼い猫が死んだことをきっかけにゾンビを作り出す方法を研究し、蘇生薬を独自に調合する。
普段は淡泊な性格だが、自分が好きなことや興味があることに対しては、並外れた情熱を見せる。ゾンビとなった礼弥と暮らすうちに、生命のあり方について考えるように次第に本当に正しいことなのかどうかを悩み始める。
散華礼弥(さんかれあ)
私立の女子高校に通う1年生。死んだ飼い猫を蘇らせるという千紘の行動に興味を持ち、一緒に薬を完成させる。その後、その薬を飲んだ後に崖から転落死したことにより、ゾンビになってしまう。
父親から過度な束縛を受けており、継母から冷遇されていたため、自分の環境が嫌になっていて、それが自殺のきっかけになった。
真面目で優しい性格で、芯が強いが天然な一面もある。
左王子蘭子(さおうじらんこ)
千紘の幼馴染みで、通称「わんこ」。礼弥と同じ高校に通う2年生。実家は会席料理店だが、自分で料理するのは苦手。よく千紘の家に来ては何かと世話を焼く姉御気質。
礼弥がゾンビであることを知るが、恋のライバルとして認識している。ただ、その一方で人柄も認めており、彼女の恋を応援したいとも思っており、複雑な心境に陥っている。
『さんかれあ』の最終回はどうなった?
アニメ版の『さんかれあ』では、礼弥の治療法が見つかるまで、千紘と一緒に暮らすことを認められるハッピーエンドで最終回を迎えました。
ただ、結局礼弥はゾンビのままで、その後どうなったのかは明らかになっていません。
原作の『さんかれあ』では、礼弥が徐々に理性を失っていき、ゾンビとしての本能が覚醒して、人を襲おうとしてしまいます。このままでは完全にゾンビになってしまうと考えた千紘は、自分の唇を食べさせれば理性を取り戻すのではと考えます。
しかし、気づくと一面が血の海になっていることに礼弥が気づきます。唇どころか千紘のすべてを食べてしまったようでした。
その数ヶ月後、礼弥が千紘の祖父の一周忌に行くと、千紘がいました。
千紘はこれまでに礼弥からゾンビ毒を継続して受けていた影響で、死に対して鈍い体になっていたのでした。そのため、心臓を礼弥に食べられた段階で、運び出され、その後治療を受けて今に至るというわけでした。
つまり千紘も半ゾンビ化してしまっていたということですね。
お互いにゾンビになってしまったことで、ハッピーエンドといってもいいかもしれません。
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