『北北西に曇と往け』あらすじ・紹介

北北西に曇と往け おすすめマンガ

『北北西に曇と往け』は『ハルタ』(KADOKAWA)で連載開始して、その後『青騎士』に移籍して連載している入江亜季先生のマンガです。

アイスランドを舞台にして、特殊な能力を持つ少年が探偵としてさまざまな謎に巻き込まれていきます。2019年に第12回マンガ大賞にノミネートされています。

『北北西に曇と往け』タイトルや名前の読み方は?

タイトルの読み方は、「ほくほくせいにくもとゆけ」です。

主人公の御山慧(みやまけい)は両親を亡くしてから、アイスランドに移り住み、そこで探偵稼業を行っています。彼は、機械とコミュニケーションが取れるという特殊な能力を持っていました。

休業中の女優であるカトラは、とある男に惚れたため、慧に依頼して探してもらいます。そのカトラが惚れた男性は、慧の祖父・ジャックでした。

ある日、慧は弟の三知嵩(みちたか)に連絡を取ろうとしますが、彼につながりませんでした。それどころか、三知嵩が滞在しているはずの叔父夫婦も音信不通でした。

心配になった慧は祖父のジャックと日本に戻ります。

すると、叔母は事故で、叔父は病気で死んでいたことが分かります。そして三知嵩は2ヶ月前にアイスランドに向かったとのことでした。

再びアイスランドに戻ってきた慧は、怪しい男に追われます。男は刑事で、三知嵩を叔父夫妻の殺人犯として追っていました。慧は弟の殺人を否定しますが、男から暴力を振るわれて気を失ってしまいます。

そんな慧を助けたのが三知嵩でした。

ようやく弟と再会できた慧でしたが、だんだんと三知嵩のダークな謎が明らかになっていくのでした。

『北北西に曇と往け』登場人物・キャラクター

御山 慧 (みやま けい)

探偵を生業とする17歳の少年です。両親が亡くなっているため、アイスランドにいる祖父と一緒に暮らしています。

車や電化製品と話すことができる特殊能力を持っていますが、そのことは親友にしか話していません。

背が高く、綺麗な外見ですが、酒とタバコと美人が苦手で、女性とはつきあったことがありません。

好物はコーヒーと肉です。

御山 三知嵩 (みやま みちたか)

慧の弟です。小柄な体型の15歳の少年です。両親が亡くなってからは叔父のところに預けられています。甘え上手で、依存心が強いです。

憎いと思った相手に触れると、触れたところが切られたような衝撃を受けるという特殊能力を持っています。

叔父夫妻が亡くなってからアイスランドに来ました。

ジャック

慧と三知嵩の祖父です。フランス人で、大学で生態学を教えています。奥さんはすでに亡くなっています。

容姿は慧と似ていますが、彼と違って女好きです。女性を口説くときには、わざと名乗らず、また会えたら運命だからと言っています。

カトラ

アイスランドの女優です。ウェービーヘアの美人ですが、現在女優の仕事は休業中です。温泉で出会った男性に惚れて、慧に捜索を依頼します。そうして、その男性が慧の祖父であるジャックだということが判明します。

リリヤ

カトラの姉の娘です。金髪のロングヘアで、アイスランドの北の方に住んでいます。音楽家のため、コンサートの際にはカトラの家に滞在しています。感受性がとても強く、三知嵩が嘘をついていることを直感的に察します。

『北北西に曇と往け』 魅力・面白さ

『北北西に曇と往け』の魅力は、まずアイスランドの素晴らしさがよく伝わってくることです。

アイスランドについて、名前は聞いたことがあるものの、詳しくは知らないという人がほとんどではないでしょうか。

作中では慧が親友を案内するシーンがあり、ガイドブックのように詳しい説明が描かれ、アイスランドについて深く知ることができます。そのため、旅行好きな人にもおすすめです。

また、作中に出てくる料理がとにかくおいしそうです!

アイスランド独自の料理から、日本の食べ物まで、さまざまな料理が登場するのですが、どれも見ているだけでお腹が空いてきそうなクオリティです。中にはトナカイの燻製肉など、味が想像つかない料理も登場します。

そして、謎が謎を呼ぶ展開も大きな魅力です。

中でも三知嵩の存在が注目で、物語を予想外の方向に展開させていきます。

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