『ブルーピリオド』は『月刊アフタヌーン』(講談社)に連載されている山口つばさ先生のマンガです。
受験を控えた高校2年生の矢口八虎は、突然絵を描くことの面白さに目覚め、美大を受験することを決意します。それから美術大学受験予備校や入学試験での苦悩、東京藝術大学の学生として美術を学んでいく姿を描いた青春漫画です。
2021年にTBS系列でアニメ化されました。
タイトルの『ブルーピリオド』は、パブロ・ピカソの「青の時代」に由来しています。
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『ブルーピリオド』あらすじ
[rakuten id=”book:18898310″ kw=”ブルーピリオド(1) (アフタヌーンKC) 山口 つばさ”]高校2年生の矢口八虎は、成績優秀でしたが、悪友も多く、充実した毎日を過ごしていました。しかし、心の中では何事にも達成感が得られずにむなしさを覚えていました。
そんな八虎はある日、美術室で先輩の森が描いた絵に心を惹かれます。それからだんだんと絵を描くことに興味を覚えていきます。
八虎は美術の課題「私の好きな風景」を、渋谷の風景を青一色で描き上げます。その絵を見た友人たちは口々に褒めてくれて、八虎はより一層美術に対して興味を持ち始めます。
そうしてだんだんと基礎的な知識を身につけていった八虎は、どんどん絵にのめり込んでいき、次第に美大受験を考え始めるようになります。
『ブルーピリオド』登場人物・キャラクター
矢口八虎(やぐちやとら)
高校2年生の男子です。成績は優秀ですが、友達と酒を飲みながら騒ぐような一面もあります。要領が良く、何事も無難にこなしてしまいますが、その反面で何をやっても達成感が得られませんでした。
そんな空虚な毎日を過ごしていた八虎は、美術室で見た1枚の絵に惹かれて、だんだんと美術に興味を持ち始めます。
すっかり絵を描くことにのめり込んだ八虎は、美大の受験を考え始めます。
鮎川龍二(あゆかわりゅうじ)
高校2年生の男子で美術部員です。ロングヘアで心は乙女で、学校でも女装しています。八虎とは友達ですが、一言多い性格のため、よくケンカになります。八虎が絵に興味を持ち始めたことを知り、美術部への入部のきっかけを作ってくれます。
森(もり)
高校3年生の女子で、美術部の部長です。小柄で普段は頼りなさそうな性格ですが、絵を描いているときはものすごい集中力と気迫を見せます。八虎が絵に興味を持ち始めたのは、彼女が描いた油を見たことがきっかけでした。
『ブルーピリオド』の絵の元ネタ絵画
セザンヌ「林檎とオレンジ」・アルチンボルド「夏」
マネ「フォリ=ベルジェールの酒場」
ピカソ「アルジェの女たち」・ムンク「思春期」
ラファエロ「天使たち」
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