『ルックバック』単行本のあらすじ紹介

ルックバック おすすめマンガ

『ルックバック』は『少年ジャンプ+』(集英社)に2021年07月19日に公開された長編読み切りマンガです。配信開始から30分でTwitter上のトレンド入りし、たちまち話題になりました。

学年新聞に4コママンガを連載していた藤野と不登校ながら絵が上手な京本の2人の女子のマンガを巡る人生が描かれています。

2021年9月3日に全1巻の単行本が発売されました。

『ルックバック』単行本あらすじ

ルックバック (ジャンプコミックス) [ 藤本 タツキ ]

小学4年生の女の子、藤野は学年新聞で4コママンガを連載していました。その内容から同級生や家族から絶賛されており、藤野自身も誇らしく思っていました。

ある日、学校の先生から不登校児である京本という女の子の4コマも載せて欲しいと頼まれます。藤野は特に気にすることもなくOKしますが、京本の圧倒的な画力にショックを受けます。さらに周りも藤野よりも京本の絵の方を褒め始めて、落胆します。

そこから藤野は絵の勉強をし始めます。そうして努力を続けましたが、京本のレベルには至らず、とうとう6年生の途中でマンガを描くことを辞めてしまいます。

卒業式の日、卒業証書を京本に届けるように頼まれた藤本は、彼女の家まで行きます。そうして初めて出会う京本から藤野のファンだと伝えられます。そうして2人は藤野キョウというペンネームで合作を始め、漫画賞を受賞します。

高校生にして連載を持つなど大成功を収めた2人でしたが、京本は美術大学へ進学、藤野はプロの漫画家となり、コンビは解消となりました。藤野は順調に連載を続けて、自分のマンガがアニメ化されるまでになります。

そんな藤野の元に京本が殺害されたというニュースが入ります。

藤野は自分のせいで彼女が死ぬことになったのではと苦悩します。

この事件をきっかけに物語が分岐して、藤野と京本が出会わなかった世界線の話が始まります。

表現の修正について

京本は統合失調症の男性に襲われて殺されてしまいます。しかし、これが京都アニメーション放火殺人事件を連想させ、事件関係者への配慮が欠けていると指摘され、セリフの一部が修正されることになります。

修正前
「大学内に飾られている絵画から自分を罵倒する声が聞こえた」
修正後
「誰でもよかった」と犯人が供述して」

修正前
「ほらア!! ちげーよ!! 俺のだろ!? 元々オレのをパクったんだっただろ!? ほらな!! お前じゃん やっぱなあ!?」
修正後
「見下しっ 見下しやがって! 絵描いて馬鹿じゃねえのかああ!? 社会の役に立たねえクセしてさああ!?」

犯人の言動が差別を助長するという指摘があったため、修正されたようです。

けれども、この部分を変えることで物語自体にも影響が出てしまうと修正を反対する人も少なくありません。Twitter上では元の表現の方が良かったという意見も多いです。

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