2021年映画原作コミック(1月~3月)まとめ

2021年映画原作コミック 映画原作

2021年の1月~3月に公開された映画の中から、コミックが原作になっている作品を4つピックアップしました。

2021年映画原作コミック(1月~3月)

ホリミヤ

劇場版は2021年2月に公開されました。テレビドラマ版も同じ時期に放送が始まっています。

もともとは『堀さんと宮村くん』というタイトルだったのですが、本作を原作とした『ホリミヤ』が始まり、ドラマも映画も『ホリミヤ』が原作になっています。

容姿端麗で成績優秀、学校でも人気者の堀京子(ほりきょうこ)と、学校では根暗だけれども外に出るとピアスを9つもつけてまったく印象が違う宮村伊澄(みやむらいずみ)の2人が、お互いの秘密を知ることで、だんだんと距離を近づけていきます。

ある日、堀の家にピアスだらけの若い男がやってきます。彼は堀の弟である創太を家まで連れてきてくれたのでした。まったく知らない男だと思っていたピアスの男が、自分のクラスメイトであることを知り、堀はとても驚きます。

宮村は化粧もせずに、無造作に髪を束ねて、弟の面倒を見ながら家事をしている堀の姿を見て、いつものとのギャップに驚きます。

クラスメイトでありながら、これまでまったく関わりがなかった2人でしたが、お互いの秘密を共有したことで、意識し始め、距離を縮めていきます。

堀と出会ったことで宮村はだんだん変わっていき、学校でも存在感を表していきます。さらに堀をきっかけに友達も増えていき、ひとりっきりだった学校生活が変化していきます。

恋愛あり、喧嘩あり、笑いありの甘酸っぱい青春物語です。

劇場版では、堀京子を久保田紗友(くぼたさゆ)さんが、宮村伊澄を鈴鹿央士(すずかおうじ)さんが演じています。その他、石川透を鈴木仁(すずきじん)さん、吉川由紀を岡本莉音(おかもとりおん)さん、仙石翔を小野寺晃良(おのでらあきら)さん、綾﨑レミをマーシュ彩さんが演じています。

ライアー×ライアー

『ライアー×ライアー』は、『デザート』(講談社)に2010年4月号から2017年8月号まで不定期で連載されていた金田連十郎先生のマンガです。単行本は全10巻で、2020年11月の時点で累計発行部数190万部を突破しています。

高槻湊(たかつきみなと)は20歳の大学生です。小学生の時に、母親が再婚して、同い年の弟がいます。ある日、ちょっとした遊びのつもりで、友達の高校時代の制服を借りて、渋谷に遊びに行きました。そこで、義理の弟である高槻透(たかつきとおる)と出会います。透は湊ではないかと怪しみますが、湊は別人だと主張します。

湊は自分のことを「野口みな」と透に偽ると、彼はみなのことを好きになってしまいます。透はイケメンで女子からも人気があります。その上、女癖が悪く、たくさんの女性と肉体関係を持っていました。それを知っていた湊は、透から告白された際に、セフレ全員と関係を切ることができたらつきあうと約束します。

透は経験豊富ということもあり、つきあうと女性にすぐ手を出していたのですが、みなに対しては慎重に接していました。そうして、透が湊との約束を果たしてしまい、2人はつきあうことになってしまいます。湊は、自分の偽りの姿である「みな」に対して向けられる真剣な想いに対して、複雑な感情を抱くようになります。

女子校生のコスプレをしている姿を見られたことで、咄嗟に嘘をついてしまった湊でしたが、事態が思わぬ方向へと展開してしまいます。もともと透はモテることもあり、基本的に女性の方からアプローチしてくることがほとんどでした。しかし、「みな」に対しては驚くほど積極的で、彼の本気具合が伝わります。

透が約束を果たしたことでつきあい始める湊でしたが、大学で烏丸真士(からすまるしんじ)から告白されます。透の女癖を直そうと思って、ついてしまった嘘が透と湊の人生を大きく変えてしまいます。

主人公の高槻湊を森七菜(もりなな)さん、高槻透をSixTONESの松村北斗(まつむらほくと)さんが演じています。その他、烏丸真士を小関裕太(こせきゆうた)さん、野口真樹を堀田真由(ほったまゆ)さん、桂孝昭をTravis Japanの七五三掛龍也(しめかけりゅうや)さんが演じています。

ポルノグラファー

『ポルノグラファー』は、『号外on BLUE』『on BLUR』(祥伝社)で連載されていた丸木戸マキ先生のボーイズラブマンガです。原作は全1巻です。2018年7月にボーイズラブ作品として、初めて実写連続ドラマになりました。続編として『インディゴの気分』も出ています。

大学生の久住春彦(くずみはるひこ)は自転車の衝突事故で、木島理生(きじまりお)の右腕に全治1ヶ月の怪我を負わせてしまいます。木島は官能小説家でしたが、怪我で原稿が書けなくなってしまったため、骨折の代償として、久住に口述筆記をしてもらいます。

久住は木島の話を聞きながら代筆するうちに、だんだんとエロい妄想を重ねてしまいます。久住にとって木島はとても艶めかしく、魅力的な存在でした。

そこに木島との過去を感じさせる担当編集者の城戸士郎(きどしろう)が現れます。城戸は木島に官能小説を書くように勧めた人でもありました。もともとは城戸も作家志望だったのですが、木島のデビュー作に嫉妬するほどの強い衝撃を受けて、その夢を諦めていました。

やがて久住は木島への想いを伝えるのですが、木島はまだ将来がある久住の好意を受け止めることができません。木島は小説が書けないというスランプもあり、作家を辞めて、故郷に帰る決意をしていました。しかし、久住から俺のために小説を書いて欲しいと言われ、ついに本心をさらけだしていきます。

官能小説の口述筆記というこれまでにない設定で、大きな話題になった作品です。実写ドラマとしてFODで配信されていたのですが、異例の大ヒットとなり、SNSでも世間の注目を集めました。木島と久住がお互いを想いつつも、すれ違ってしまう美しくも儚い物語が人々の心に大きな感動を与えました。

映画では、木島理生を竹財輝之助(たけざいてるのすけ)さん、久住春彦を猪塚健太(いづかけんた)さん、城戸士郎を吉田宗洋 (よしだむねひろ)さんが演じています。

ブレイブ 群青戦記

『群青戦記』は、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で2013年39号から2017年29号まで連載されていた笠原真樹先生のマンガです。その後、第二部にあたる『真・群青戦記』の連載が始まっています。

滋賀県にある私立星徳高校は、全国屈指のスポーツ強豪校として有名でした。しかし、その裏ではスクールカーストや差別、いじめが頻繁に行われており、生徒が自殺するなどの事件も起こっていました。

西野蒼(にしのあおい)は弓道部に所属している2年生です。弓道の腕前はそれほどでもなく、部活内では3軍として差別されていました。彼は歴史マニアで、もし自分が戦国時代に生まれていたならば、活躍できたのにと思いながら生活していました。

ある日の放課後、怪現象が起こり、学校の周りの風景が一変していました。

星徳高校は戦国時代に建物ごとタイムスリップしていました。そのため、彼らは武器を持った足軽や農民たちに襲われます。初めはドッキリか何かと思っていた生徒たちでしたが、どんどん死者が増えている中で、現状に対応していきます。

そうして、彼らは部活で鍛えた実力を活かし、武器を手に戦国時代で戦い始めます。

弓道部の西野蒼を初めとして、剣道部の松本考太(まつもとこうた)、アメフト部の高橋鉄男(たかはしてつお)、野球部の藤岡由起夫(ふじおかゆきお)、卓球部の戸田義章(とだよしあおき)といった面々が戦国時代で活躍を見せます。

タイムスリップものという、よくあるテーマではあるのですが、高校生が部活を基にして戦っていく設定が新鮮です。みんなが10代の若者ということもあり、最初は人を殺すことに対して葛藤があるのですが、生き残るために覚悟を決めていきます。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった歴史の教科書でもお馴染みの人物が登場するのですが、従来のイメージとは違った人物像で描かれているため、そこもポイントです。

実写映画では、西野蒼を新田真剣佑(あらたまっけんゆう)さん、ヒロインの瀬野遙を山崎紘菜(やまざきひろな)さんが演じています。その他は、松本考太を鈴木伸之(すずきのぶゆき)さん、織田信長を松山ケンイチさん、木下藤吉郎を池田純矢(いけだじゅんや)さんが演じています。

また、映画版ではタイトルが『ブレイブ』で原作コミックの『群青戦記』はサブタイトルになっています。

2021年映画原作コミック(1月~3月)まとめ

2021年の1月~3月に公開された映画の中から、原作がコミックのものを4つ紹介しました。

『ホリミヤ』は、テレビドラマ化もされており、さらにOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)、テレビアニメ化もされている大人気作品です。さらにパロディ作品として、『宮増君と道玄坂さん』も公開されていました。

今後、どんなコミックが実写映画化されていくのか期待です。

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