2020年映画原作コミック(9月~12月)まとめ

2020年映画原作コミック 映画原作

2020年の9月~12月に公開された映画の中から、コミックが原作になっている作品を4つピックアップしました。

2020年映画原作コミック(9月~12月)

映像研には手を出すな!

『映像研には手を出すな!』は、『月間!スピリッツ』(小学館)に2016年9月号から連載されている大童澄瞳先生のマンガです。2020年9月時点で、累計発行部数は100万部を突破しています。

芝浜高校に通っている浅草みどりは、アニメを作ることを夢見ていましたが、なかなk1人では行動に移せずにいました。彼女は黒髪おかっぱで、ブーニーハットをかぶっており、いつも軍用リュックを背負って行動しています。また、自分のことを「ワシ」「あっし」と呼び、語尾に「じゃよ」がつく、独特な話し方をします。

みどりは友達の金森さやかを誘い、アニメ研の見学に行きます。金森さやかは黒髪ロングヘアーで、常におでこの上にメガネを乗せています。180センチという高身長で、利益が出る活動が好きという現実主義者です。

アニメ研に見学に行った2人が出会ったのが、水崎ツバメでした。彼女は美人で、町中にポスターが貼ってあるほどの有名人です。両親は有名な俳優で、実家は大金持ちです。水崎は両親から俳優になるように言われていましたが、アニメーター志望でした。

浅草と水崎は意気投合して一緒にアニメを作ることになります。水崎が両親からアニ研に入ることは禁じられていたため、映像研という新しい部活を立ち上げて、活動を始めます。

好奇心が強く空想力が抜群の浅草みどり、お金を儲けることが大好きな金森さやか、アニメーターになりたい読モの水崎ツバメは、3人で協力してアニメで「最強の世界」を作ることを目指します。

アニメ化、実写ドラマ化がされている人気マンガです。実写版ではアイドルグループの乃木坂46がメインキャラクターを務めたことでも話題になりました。

実写ドラマ版と映画版はキャストが同じです。浅草みどりを乃木坂46の齋藤飛鳥(さいとうあすか)さん、金森さやかを乃木坂46の梅澤美波(うめざわみなみ)さん、水崎ツバメを乃木坂46の山下美月(やましたみづき)さんが演じています。

とんかつDJアゲ太郎

『とんかつDJアゲ太郎』は、ウェブサイト『少年ジャンプ+』で2014年9月から連載されていた原案イーピャオ先生、作画小山ゆうじろう先生によるマンガです。全11巻が出ており、2016年にはテレビアニメが、2020年には実写映画が公開されています。

勝又揚太郎(かつまたあげたろう)は、渋谷のとんかつ屋、しぶかつの跡取り息子です。揚太郎は、クラブカルチャーに衝撃を受けて、とんかつ屋とDJにはさまざまな共通点があることに気づきます。また、自分自身もDJ初心者でありながら、DJのテクニックをすぐに習得したり、耳にした音楽を自分の感性で取り入れることができる才能があることに気づきます。

揚太郎のクルーの1人である流亭いん喜(りゅうていいんき)は、落語家の息子でしたが、陰気な性格とダミ声のせいで、噺家として目が出ていませんでした。けれども、揚太郎と出会うことで、自分自身と向き合うことができ、MCと噺家という2つの面で素晴らしい成長を遂げます。

また、VJ担当の駒繁鋭三(こまつなぎえいぞう)は、芸術家気質で、自分の興味がないことには一切意識が向きません。また、常に半裸で、坊主頭、口は半開きで大酒飲みという個性的な人間でした。芸大のコンテストで行った揚太郎との共同作で意気投合して、以降は揚太郎のクルーとして参加するようになります。

揚太郎のライバルとして、屋敷蔵人(やしきくらうど)が登場します。揚太郎がアメリカの伝説のDJに影響されてDJを始めたのに対して、屋敷はイギリスの伝説のDJの影響でDJを始めました。

揚太郎は家業のとんかつ屋を継ぐことに嫌気が差していましたが、とんかつ屋とDJの共通点を知り、とんかつもフロアもアゲられる男になれるように仲間たちと切磋琢磨していきます。

とんかつとDJという突拍子もない組み合わせのギャグマンガです。クラブカルチャーについては実際のDJのYummyさんが解説を加えています。

実写映画では、主人公の勝又揚太郎を北村匠海(きたむらたくみ)さん、ライバルの屋敷蔵人を伊藤健太郎(いとうけんたろう)さんが演じています。揚太郎が一目惚れしたヒロインの服部苑子は山本舞香(やまもとまいか)さんが演じています。

窮鼠はチーズの夢を見る

『窮鼠はチーズの夢を見る』は『NIGHTY Judy』(小学館)で2006年2月から2009年5月まで連載されていた水城せとな先生のマンガです。2008年にドラマCD化され、2020年9月に実写映画化されました。

サラリーマンの大伴恭一(おおともきょういち)は、大学時代の後輩にあたる今ヶ瀬渉る(いまがせわたる)に脅されていました。その理由は、恭一の不倫です。

恭一は既婚者でしたが、優柔不断で流れやすく、好意を寄せられると断れない性格でした。そのため、女性から言い寄られるままに、何度も不倫を繰り返していました。

今ヶ瀬は興信所に勤めており、恭一の妻の知佳子から浮気調査を依頼されていました。そうして調査していくうちに、恭一の浮気のことを知ります。実は今ヶ瀬は7年前から恭一のことを想っていたため、不倫の事実を妻に伝えない代わりにカラダが欲しいと脅します。

恭一は同性愛者というわけではありませんでしたが、いつもと同じように流されるまま、今ヶ瀬と関係をもつようになります。今ヶ瀬は自他共に認める粘着質な性格であり、何事にも流されやすい恭一にはぴったりだと想っています。

今ヶ瀬は恭一の約束を守り、知佳子には不倫のことを誤魔化したのですが、知佳子はすでに恭一に対する愛情を失っており、結局離婚することになります。

不倫のことをバラすという脅しの材料はなくなったものの、そのままズルズルと恭一と今ヶ瀬はカラダを重ねようになっていきます。

『窮鼠はチーズの夢を見る』は全2巻の単行本で完結していたのですが、その後、読み切りが何度か連載されています。その後、2020年4月にすべてを1冊にまとめた新装版が発売されています。また、現在の時勢に合わせて、いくつかのセリフが新しいものに置き換えられています。

実写映画版では主人公の大伴恭一を関ジャニ∞の大倉忠義(おおくらただよし)さん、今ヶ瀬渉を成田凌(なりたりょう)さんが演じています。恭一の妻の知佳子は元宝塚の咲妃みゆ(さきひみゆ)さんが演じています。

約束のネバーランド

『約束のネバーランド』は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2016年35号から2020年28号まで連載されていた原作白井カイウ先生、作画出水ぽすか先生によるマンガです。2020年12時時点では全世界の累計発行部数2600万部を突破している大人気マンガです。2019年にはアニメが公開され、2020年には実写映画が公開されています。

11歳の少女エマは孤児院に住んでいました。毎日行われるテストではフルスコアを獲得し、運動神経も高く、楽天的な性格のため、孤児院でもみんなから好かれていました。また、同じく孤児院に住む少年のノーマンは頭脳明晰で心理的な駆け引きにも優れ、みんなのリーダーのような存在でした。

ある日、コニーという少女が里子に出されることになりました。しかし、人形を忘れていったため、エマがそれを送り届けようとします。ノーマンはそれについていきました。2人は近づくことを禁じられていた門までやってきましたが、そこで見たこともないような異形の存在を目撃します。そして孤児院が異形の存在である鬼たちの人間飼育場であることを知ります。

このままだと自分たちも出荷されてしまうと悟ったエマはノーマンと協力して脱獄を計画します。ノーマンはリスクを減らすため小さな子は置いていこうと提案しますが、エマは全員助けるといって聞きません。エマたちはいつも本を読んでいて、知識豊富なレイを仲間として引き入れます。

孤児院にはイザベラと呼ばれるシスターがいました。母のように慕われていたイザベラですが、実は子供たちが逃げないように見張っている監視員であることが分かります。さらにシスター・クローネという女性もやってきて、エマたちに対する見張りが強化されていきます。

孤児院で育てられた子供たちが残酷な運命から脱しようとするシリアスなストーリーになっています。エマたちとシスターの頭脳戦や駆け引きが繰り広げられます。ジャンプ作品ではめずらしい少女が主人公のダークファンタジーです。

実写映画では主人公のエマを浜辺美波(はまべみなみ)さん、ノーマンを板垣李光人(いたがきりひと)さん、レイを城桧吏(じょうかいり)さんが演じます。また、シスターのイザベラは北川景子(きたがわけいこ)さん、クローネはお笑い芸人の渡辺直美(わたなべなおみ)さんが演じています。

2020年映画原作コミック(9月~12月)まとめ

2020年の9月~12月に公開された映画の中から、原作がコミックのものを4つ紹介しました。

『約束のネバーランド』は、アニメ化された後、実写映画化され、さらにはリアル脱出ゲーム、スマホのゲームアプリまで出ている大人気作品です。『デスノート』のような息詰まる心理戦が好きな人におすすめです。

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